東邦ホールディングス
70年の軌跡と未来
2018年、創立70周年を迎えた東邦ホールディングス。
日本の医薬品流通を支え、皆さまの医療と健康に貢献するため、
進化し続ける私たちの「これまで」と「これから」をご紹介します。
ごあいさつ MESSAGE
全ては健康を願う
人々のために
私たちは創業以来、つねに命と向き合ってまいりました。医薬品の販売から始まり、現在では医薬品卸売、調剤薬局、医薬品製造販売、顧客支援システムの開発・提供など、多岐にわたる事業を展開するまでに成長いたしました。このたび70周年を迎えられたのは、ひとえに皆さまのご支援のおかげであり、心より厚く御礼申し上げます。これからも私たちは、「全ては健康を願う人々のために」というスローガンの下、時代の変化とともに絶えず進化し続け、医療の発展と皆さまの健康に貢献してまいります。
東邦ホールディングス株式会社
代表取締役会長 CEO
濱田 矩男
70周年ロゴについて 70th ANNIVERSARY LOGO
力強さと、多様性。
シャープにデザインされた「7」は、
成長しつづける力強さを、
グラデーションカラーの「0」は、
変化に対応できる多様性をあらわしています。
ヒストリー HISTORY
進化し続けた70年。
東邦ホールディングスの歴史は、日本の医薬品流通のあゆみそのものです。
医療環境の変化と顧客ニーズに合わせて進化し続けてきた
私たちのヒストリーをご覧ください。
お客様の声を“かたち”に SHAPE CUSTOMER’S VOICE
お客様の課題を解決するために、お客様のご提案やご要望を積極的に取り入れ、
顧客支援システムやサービスの開発に取り組んでいます。
業務負担が大幅ダウン
使い勝手がどんどん良くなるのも魅力
毎日、多くの患者さんに対応する薬剤師にとって、それぞれの患者の薬歴を、いかに短時間で充実した内容のものにするかは、重要な課題。それによって、患者と向き合う時間が増え、きめ細やかな対応が可能になる。
「ENIFvoice SP+A」を導入して8カ月になる「薬局しなやく」様に、効果や今後の期待を伺った。
薬局しなやく様(東京都品川区)
自動音声認識・電子薬歴一体型システム:
ENIFvoice SP+A
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- 音声入力で薬歴作成を行おうと思ったきっかけを教えてください。
- できるだけ短時間で、充実した薬歴を作成したいと考え、音声入力を検討しました。このシステムでは、マイクに音声を吹き込むだけで、その言葉が自動認識され、薬歴が入力されるため、業務の負担が大きく軽減されました。
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- ENIFvoice SP+Aを選んだ理由はなんでしょうか?
- 音声認識の精度が高い上に、個人の話し方の癖や特徴を学習する機能も搭載されているので、使うほどに使い勝手がよくなっていくことが選んだ理由です。また、首から下げられるタイプのマイクのため、両手が空き、よりスムーズに薬歴作成が行えます。
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- 実際に導入していかがでしょうか?
- キーボードに比べて音声入力なら重要な情報を短時間で入れられます。たとえば、同じ「痛い」でも、「グッと痛い」と「チクチク痛い」では意味が異なります。患者さんが表現したニュアンスを短時間で取りこぼしなく入れられるのは、音声入力ならではでしょう。さらに、担当する薬剤師が替わったときにも的確に情報を引き継げる点も大きな利点ですね。
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- 今後期待することなどを教えてください。
- 東邦さんは、物流メインのイメージが強かったのですが、患者さんのためにできることは何かといった視点でシステムを開発されていることを知りました。ENIFvoice SP+Aの導入により、患者さんに向き合う時間が増えたと実感していますので、今後も一緒に患者さんのためにできることを考えていただきたいと思います。
クリニックと患者双方にメリット
事前の問診機能でスムーズな診療が可能に
患者さんの立場になれば、「診療時間外でも予約できる」というのは大きなメリット。医療機関側にとっても、「地域」と「診療科」でクリニックをインターネット検索する患者さんの目に留まりやすいというメリットがある。「白楽メンタルクリニック」様は、新規開業にあたって「初診受付サービス」を導入。どのように活かしているのかを伺った。
白楽メンタルクリニック様(神奈川県横浜市)
インターネット初診受付:初診受付サービス
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- サービスを導入しようと思ったきっかけを教えてください。
- 東邦さんには開業支援からお世話になっており、開業するにあたり地域の方に知られていない点をクリアしたいと思っていたところ、このサービスを提案して頂きました。このサービスを利用された患者さんは、ネットで「地域」と「精神科・心療内科」の組み合わせで検索され、病院なびに掲載している当院を見て選ばれた方が多いように思います。また、当院は完全予約制で診療時間も短いため、診療時間以外でも予約をできるようにしたいと思ったのも理由です。
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- 実際に導入していかがでしょうか?
- メンタルクリニックに来院する患者さんは、初めての環境に緊張しがちですが、初診受付サービスの問診機能で、来院前に病歴や困りごとを把握できるため、会話の糸口を見つけやすいですね。中には、経済的な困難を抱えている方もいらっしゃいますが、社会支援に関する資料などを事前に揃えておけるメリットもあります。また、ネットだとご自身のペースで予約日時が決められるため使いやすいのかもしれません。
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- 今後期待することなどを教えてください。
- お蔭様で患者さんが増え、院長の私と受付業務も担うケースワーカーでは対処が難しくなってきました。スタッフの増員も検討しましたが、よく訪問してくれるMS(営業担当)さんにご相談したところ、このシステムに再診受付機能もあると聞き、導入に向けてお話をさせて頂いています。
映画への特別協賛 SPECIAL SPONSORSHIP FOR MOVIE PRODUCTION
70周年事業の一環として、ドキュメンタリー映画「がんと生きる 言葉の処方箋」に、東邦ホールディングスは特別協賛しています。
<あらすじ>がん哲学外来から発展してできたのが、がん哲学外来メディカル・カフェ。全国のカフェで講演を続ける樋野教授。樋野教授の考え方に共鳴してそれぞれにカフェを開設して元気に生きる4人の主人公たち。乳がんを経験して自分の生きる使命に気づいた女性。大病院でがん哲学外来を実践する外科医。乳がんを体験して地域の人々と悩みを分かち合うシングルマザー。脳腫瘍を体験した高校生は、病の子どもたちのために役立ちたいとカフェを運営する。それぞれが、言葉の処方箋を投げかけあい、生きる力を作り出していく。がんに悩む人々が元気になるその瞬間、映画空間が明るく人々に語りかける。
※樋野 興夫 教授(順天堂大学医学部教授)・・・専門は病理学・腫瘍学。医学と哲学を結びつけることを考えていた経緯から2008年順天堂大学にがん哲学外来を開設。医療の隙間を埋めるべく言葉の処方箋を処方し続けている。2018年日本対がん協会朝日がん大賞、日本癌学会「長与賞」受賞。
文化人類学を学んだ経験から文化社会の周縁にいたる人々を描いた作品が多い。代表作に在日一世を描いた「ハルコ」。元ハンセン病夫婦の物語「61ha絆」など。自らも大腸がんを体験、執念の作品となった。
野澤 和之 監督
5月 新宿武蔵野館(東京都新宿区)
5月 シネマスコーレ(愛知県名古屋市)
6月 第七藝術劇場(大阪府大阪市)
6月 京都シネマ(京都府京都市)
9月14日(土)~9月27日(金)前橋シネマハウス
住所:群馬県前橋市千代田町5-1-16 アーツ前橋上(3F) TEL:027-212-9127
公式HP:https://kotobanosyohousen.wixsite.com/website