サステナビリティ SUSTAINABILITY

環境に関する取り組み ENVIRONMENT

エネルギー使用量を把握し、環境負荷の低減に取り組んでいます

事業活動を通してエネルギーや水資源、製品、資材を使い(インプット)、その結果としてCO2や汚水、廃棄物を排出しています(アウトプット)。環境負荷低減を効果的に進めるために、マテリアルフローを継続的に把握しています。

対象組織:東邦ホールディングス株式会社、東邦薬品株式会社、株式会社セイエル、株式会社幸燿、九州東邦株式会社、株式会社東邦システムサービス

BEMSを活用し、物流センターにおけるエネルギー使用の管理を行っています

当社は医薬品の安定供給を使命としており、いかなる時にも安心・安全に医薬品をお届けする体制を整えるため、全国に物流センター(TBC)を展開しています。物流センターは多くの空調設備と照明器具を有するほか、大型のマテリアルハンドリング機器やロボットなどを使用するため、ほかの事業所に比べて電力使用量が多くなります。そのため、物流センターにBEMS(Building and Energy Management System)を導入し、使用量の管理を行っています。
また、TBCダイナベースのロボットは、夜間電力も活用しながら稼働させており、ロボットが商品を吸引するヘッド部分は、一定の力が発生した時点で吸引を止める省電力型です。自動倉庫は、コンベアにブレーキがかかると充電される回生エネルギー型で、TBC広島とTBC埼玉でも活用しています。

再生可能エネルギープランへの切り替えを進めています

当社グループでは2023年12月より化石由来電力を再生可能エネルギー由来の電力に順次切り替えています。今後も電力使用量が多い物流センターを中心に順次導入を進めていきます。

ガソリン車からEV車への切り替えを進めています

医薬品の配送に車両は欠かすことができません。現在主に使用しているガソリン車両を電気自動車に切り替える実証実験を行っており、導入効果を検証し、順次切り替え・設置を進めていきます。

医薬品の廃棄ロスを未然に防いでいます

製造販売事業者は、GMP(医薬品の製造管理及び品質管理の基準)に違反すると、その薬を回収し、廃棄しなければなりません。医薬品の製造販売を行う共創未来ファーマ株式会社では、GMPの遵守を大命題とし、そのうえで、グループの卸売事業と調剤薬局事業と協力して市場の需要を予測し、過剰な生産によって廃棄品が出ないようにしています。

ISO14001を取得し、継続的に改善しています

共創未来ファーマ株式会社の工場では、省エネルギーや廃棄物削減の活動を継続的に改善していくため、環境マネジメントシステムの国際標準規格「ISO14001:2015」の認証を取得しています。

医療機器のリサイクルプロジェクトに参画しています

日本初の使用済みのペン型注入器のリサイクルプロジェクト、「ReMed™ (リメッド)」使用済み医療機器に、新たな使命を。」に参画し、プラスチック廃棄物の削減に貢献しています。

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